自分の人生に意味を見出せた人間が、意味を見出せずに苦悩してなんとか見つけた生きる方法に対して赤ペンでバツをつけないでほしい、ってハナシ。

まいど、イオリンでござい。

先日、Facebookで友人が下記のようなエントリに対してコメントを寄せていた。

参考: 子どもを作るのは、人生最強の暇つぶし|下田美咲の口説き方|下田美咲|cakes(ケイクス)

寄せられているコメントの多くは「このような考えに至るなんて理解できない」というモノだった。やや過激な言葉を使われたそのコメントに私は少なからず反感を抱いて、私は上記記事を肯定するコメントを書いた。そうすると返された言葉は「そーいう人って何のモチベーションで生きているの?」というようなモノだった。

〜〜〜〜

私は「人生は死ぬまでの暇つぶし」と思っているタイプの人間だ。

先ほど載せたURLに対して完全に同意するわけではないが、「自分の人生に刺激を与えるために子どもを産む」という考え方を理解することはできる。私自身、「1人でいるのも飽きてきたから結婚してもいいかもな」と思うことがあるので、その考え方と大きな差はないと思う。(私の場合、結婚する相手もいないのだけれど。)

少なくとも結婚をするのも子どもを育てるのも、根っこにあるのは自分のためだと思っている。だからと言って相手を蔑ろにするわけではなく、相手に対して優しくすることが私自身のために直結しているから、将来結婚した時も子どもができた時も、私は私なりの最大限の愛を注ぐだろう。

ただし、その愛は「相手のための無償の愛」などではなく、「相手を愛したいという私自身への愛」なのだ。

〜〜〜〜

一見すると「人生は死ぬまでの暇つぶし」という言葉は深いように見えて、どこか軽薄なイメージがある。「人生は死ぬまでの暇つぶし」と言っている人に対して「生んでくれた親に失礼だとは思わないのか」とか「自分の人生に責任を持て」とか言うことはあたかも「正解」のように見えるだろうし、言っている人も罪悪感なんかにとらわれることもないだろう。

けれども、少なくとも私は人生について考え抜いて、悩み抜いて、その結果で「あぁ、なんだ。人生って暇つぶしじゃん」という結論に至っている。どう頑張っても人生における「生きる意味」とか「答え」とかにたどり着けないでいるのだ。ただ、なんだかんだ生きているし、「楽しくない」より「楽しい」ほうが良いから、楽しく過ごそうと思って生きている。

先述した方も同じような気持ちなんじゃないだろうか。「自分の生」や「生命」に対して意味を見出せずに、それでも生きているし、死にたくない。だからこそ、暇だらけの人生を楽しむために、いろいろなことを遊びと称して楽しむことにしたのではないか。

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もちろん、自分の人生に対して意味や使命を見出すことを悪いことだとは言わない。だが、世の中には自分の人生に意味を見出せずに苦悩する人間もいるのさ。

少なくとも私からすれば、どう考えたって人生に意味は与えられていないし生きる理由なんて与えられていない。それは考え方の相違というより事実だと思っている。だからこそ生きる理由は自分自身で決めつけないといけない、と思って毎日生きている。

そうやって今でこそ楽しく生きられているけれども、「生きてることに意味なんてないんだ」って気付いた時は少なからず絶望したものだ。今でも、とても楽しい瞬間を終えた後には「あの瞬間に死ねたなら良かったのに」と思うことだってある。そしてまた、生きる理由を探して楽しいモノを求め続けている。

そうやって生きている人間もいるのだ。決して多くはないし褒められた生き方ではないのかもしれない。けれども、そういう生き方しかできない人間もいるのだ。

自分の人生に意味を見出せた人間が、意味を見出せずに苦悩してなんとか見出した生きる方法に対して赤ペンでバツをつけないでほしい。

〜〜〜〜

私の好きな漫画「今際の国のアリス」という漫画に下記のような一節がある。私はとても気に入っている台詞だ。

間違っても オレを悪党だなんて呼ぶなよ

オレが70億人いたら 悪党は テメエの方だったってだけの話だ

よかったな テメエは 大勢の側の人間で

引用元: 今際の国のアリス

自分自身を正しいと思うことこそ怖いことはない。

ばいびー☆

私が生きる理由はご飯がおいしくて空が綺麗だからです。

 - 所感・主張

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著者: イオリン

平成元年生まれ。奈良に生まれて青年時代を関西で過ごす。ITとデザインを勉強して上京しITベンチャーに就職するが、「もっと楽しいことをしたい」と退職。社会人生活をゼロからのリトライ中。見た目はダンディ、心は永遠の15歳。

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