「なんとなく楽しい」をみんなと分かち合いたい、ってハナシ。

まいど、イオリンでござい。

私は時々自分を「感情的なものに憧れる論理的な人間」だと思う。

私自身はとても論理的な人間だ。「Aの時B、Bの時C、だからAの時Cだ」というモノの考え方をする人間だ。世の中のほとんど全てをそういうモノだと認識して生きている。

けれども、なんだか人生における素敵なことっていうのは、そーいうところとは別にあるような気もしている。一見削ぎ落とされがちな「なんかわからないけどD」みたいな感覚にも大事なことはいっぱいあるんじゃないのか、と。

だから私は「なんとなく生きてて楽しい」ってことを大切にしたいと思う。「私が楽しいのは○○と××だからだ」と言ってしまうと、○○と××でしか人生を楽しめなくなりそうだから。そうじゃなくって、何か掴めないところにも「なんとなく楽しい」はいっぱいあるのだと思う。

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私はこの「なんとなく楽しい」を大勢の人で分かち合いたいと思っている。「なんとなく楽しい」がきっと世界をほんのちょっぴり良くしていくキーワードだと思う。

最近、世の中はなんだか楽しくなさそうだ。満員電車に乗っている人たちは死んだ魚の目をしている。大勢の人が仕事よりも週末の休みを楽しみにしている。将来に得も言えない悩みを持っている。まるで生きていくことが辛いから、なんとか楽しみを見出そうともがいているように見える。

でも本来、生きていくってことは、なんとなく楽しいことだ。働くってことも実は楽しいものだ。朝起きて、おいしいご飯を食べて、外を歩いて、誰かと話をして、何かを生み出して、そんで夜帰って眠りにつく。何でもないようなそんなことたちも、実は楽しいことのはずなんだ。

私はそんな「なんとなく楽しい」をありがたく享受している。そりゃあ苛々することもあるけれど、基本的には「あぁ、なんだか楽しいな」を得続けている。

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そして世の中はもっと、「なんとなく楽しい」ものにできると思っている。

私が最近注目しているキーワード「ソーシャル」もそうだ。私は世の中がもっと「ソーシャル」な世界になれば、より多くの人たちが「なんだか楽しい」を享受できるようになると思っている。だから、自分でもそんなソーシャルな世界を創ってみたくなる。

例えば毎日電車に乗っている人と、その駅で働いている人は同じような音楽を奏でることが好きかもしれない。そんな彼らを知り合いにさせることができれば、もしかしたら毎朝ちょっとの時間、駅のホームで楽しい音楽を奏でることができるかもしれない。その音楽がその駅をなんだかちょっぴり楽しいものにしてくれるかもしれない。

例えば毎日スーパーで食材を買っている男性は実は料理を作るのが面倒だと思っていて、スーパーの業務が遅いレジのおばさんは料理を作るのがとても好きで得意かもしれない。そんな彼らを知り合いにさせることができれば、料理専用の家政婦さんとしておばさんをパート以上の高給で雇うことができるかもしれない。

そーいう形こそが「ソーシャル」だと私は思っている。そんな世界になれば、毎日生きるのが今よりもう少し楽しいものになるはずだ。なんとなく。

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私が会社を興したいと思う理由の1つも、「働くってなんとなく楽しい」と思えるような体験を提供したいからだ。

仲良しこよしなんかじゃなくって、みんなが本気で仕事に取り組む。より良いモノ、より価値のあるモノを高い生産性を以て創っていくような組織。それでいて休憩時間にみんなでテレビゲームをしたり唄をうたったり、コーヒーをみんなに振る舞ったりするような。そんな会社組織があれば、働くことも「なんとなく楽しい」と思えるようになるはず。

今、日本では過労死だのサービス残業だのが蔓延っていて「労働って辛いんだなあ」という風潮がある。でも私は労働って本来楽しいモノだと思っている。だから現状の労働を取り巻く環境や意識は間違っていると思うし、私は私が思う「正しい」と思う形で会社組織を運営していきたい。

「社会に出るとはこういうこと」「働くとはこういうこと」という既成概念のほとんどは生活に害を為すだけだ。本当に考えるべきは「自分が何をしたいか」「自分がどうありたいか」だと思っている。そしてそのことを忘れずに居続けることだと思う。

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私自身は別に世の中が平和になればいいと思っているわけじゃない。ただ、どこか今の世の中は間違っているように感じていて、その被害が私の目に見える世界ですら起きてしまっている。それが許せない。

先日、私の知人は会社都合で転勤させられて1週間後、解雇を言い渡された。彼自身は生産性を考えて会社の利益のために動いていたが、それが上層部に認められず、むしろ「今までの仕事のやり方を壊す厄介な人材」として扱われていたようだ。最終的に人権を無視した解雇を受けて彼は憤慨していた。私も義憤の情を禁じ得ない。

また、別の友人は毎日のように夜遅くまで残業をしている。ただし会社都合で表面上の残業時間を減らすため、その友人は実質残業分よりもずっと少ない残業時間を申請させられている。もちろん申請しなかった分の残業代は払われない。友人はとても辛い毎日の中でなんとか生きようともがいている。

私は私の大切な友人たちがそのような憂き目に遭っているのを指をくわえて見ているのは耐えられない。

だからこそ、私が何か物事を成し遂げることで彼らが救われるなら、それほど素晴らしいことはないと思うのだ。

ばいびー☆

犬と一緒に山のすそ野を駆けずり回りたい。

 - 所感・主張

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著者: イオリン

平成元年生まれ。奈良に生まれて青年時代を関西で過ごす。ITとデザインを勉強して上京しITベンチャーに就職するが、「もっと楽しいことをしたい」と退職。社会人生活をゼロからのリトライ中。見た目はダンディ、心は永遠の15歳。

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