日本の女の子の化粧は、どんどん統一化されてきているよね、ってハナシ。
いおりんでござい。日本の女の子はすばらしい。ほんと店員さんとかみんなかわいいよね。
最近って、女の子の化粧の完成度が高すぎるよね。東京にいると、女の子はみんな可愛い。可愛いんだけど、大体5〜10タイプくらいしかいないんだよね。可愛い女の子は大体5タイプくらい。
渋谷とか歩いていると、「あれ、今の子、さっきもいなかった?」っていう錯覚をめっちゃ感じるんだよね。酷いときは、「同じ顔の女の子が2人歩いてくる!」っていうこともある。例えば、重森さと美さんのような化粧とかよく見るよね。
渋谷の女の子はみんなが同じタイプだから、Only oneになれていない。それだと、同系統の中で比べられちゃう。
これが何を引き起こしているかっていうと、「ただ可愛いだけ」にしか見えないんだよね。あまりにも記号化され過ぎていて、「惚れる」っていうところに行きにくい。私なんかは田舎育ちだから特にその傾向が強いと思う。
関西に帰ったときに感じたんだけど、関西の女の子たちはそんなことないもの。素材の味を活かしている。っていうと怒られそうだけど、化粧をしていても、彼女らの個性がしっかりと際立っている。語弊を恐れずに言うと、「可愛くないけど惚れる女の子」っていう感じかな。
「可愛さ」だけで言えば、渋谷の女の子はかなり可愛いと思うんだけど、みんなが同じタイプだから、Only oneになれていない。それだと、同系統のなかで比べられちゃう。さっき例にあげたけど、「重森さと美さんのような化粧の女の子」のほとんどは、重森さと美さんよりは可愛くないんだよ。
ドラクエで例えると、スライムがどんだけ頑張っても、はぐれメタルの魅力には勝てない、みたいな感じ。
あとはマスクをかけている女の子も増えていたけど、あれも他の女の子と同化しちゃっているよね。男っていうのは、女の子の「見えていない部分」に関しては、自分が覚えている中で一番気に入っている容姿を当てはめる。後ろ姿が可愛い子、っていうのは、前に同じような後ろ姿をした子を見たことがあり、その子が可愛かったから、そう感じる。
だから、マスクをかけていると、目元とかから口元を類推するんだよね。目元とかも化粧によって記号化されていて、ほかの美人と同化しているから、口元も美人に昇華されて想像されてしまう。それが、「マスクをつけると可愛い」の正体だと思う。そして、それは可愛いけど、やっぱり個性からは外れていると思う。
私はもちろん化粧はしないけど、女の子の顔も色々あって、それが可愛いんだから、まずは自分の個性を見つめてみればいいんじゃないかな。
40歳、50歳なら、40歳、50歳なりの見た目、生き様を生きればいいと思う。
私は昔っからオッサン顔で、15歳のころから30歳と見間違えられていて、昔はそれが本当に嫌だった。身長も高いせいで、中学生なのにハシャいだり、子どもっぽい服を着られると変に見られてきた。「良い大人が何してんの?」みたいな目よ。ふふ。
でも、「20代のうちから、30代の振る舞い、見た目にしておけば、30代になったときに、みんなと10年分くらいの差をつけた30代が送れるのでは?」という発想になってから、自分の見た目にあった服なり何なりを選ぶようになった。もちろん20代としての楽しみもしながら。
世間じゃ、「美魔女」なんつって40歳、50歳にもなるのに、20歳、30歳と同じ見た目を手に入れようと四苦八苦している女性方々がおられますけども40歳、50歳なら、40歳、50歳なりの見た目、生き様を生きればいいと思う。そうすれば、年をいくつとっても、素敵な人でいられると思うよ。
女性って言うのはそれだけで元来、みーんな素敵なんですよ。男からするとネ。