ハロウィーンは大人しい祭りであってほしいな、というハナシ
2014-11-30
一足遅れのTrick or Treat♪いおりんです。
最近の、銀座や渋谷で馬鹿騒ぎしているハロウィーンって好きじゃないんだよね。あれって、ハロウィーンじゃないよね。ハロウィーンって、言ったらちょっとおどろおどろしいのが、良いんじゃんか。
ちゃんと、そういう趣旨のイベントもあるけど、多くは仮装大会プラス馬鹿騒ぎパーティになってるやん。おどろおどろしさは皆無なのが、好きじゃないんだよね。
USJのハロウィーンは、行ったことがないけど話を聞く限り、かなりいいと私は思う。ゾンビと叫び声が跋扈するハロウィーン。良いじゃない。
ハロウィーンの間、街中では騒ぎ声ではなく、悲鳴があふれるのが、非日常的で面白いと思うんだよね。
ほの暗さがあるイベントになってほしい。
日本だけ、ちょっと違う形のハロウィーンになるのはいいんだけど、それが馬鹿騒ぎだと、行き着く先は酒池肉林じゃないかな。ちょっと私は近づきたくないんだよね。馬鹿騒ぎは他の時でもできるじゃんか。
日本は、日本にしかいない「お化け」っていうのがあるじゃない。それに、「肝試し」っていう文化もある。せっかくだから、そういう、和風な怖さを突き詰めたイベントになってほしいなぁ、と思う。
そうでなくても、ほの暗い怖さが訪れる夜であってほしい。町全体が肝試しみたいな感じに。
日本は風流を尊重する文化がないのかも。
日本って、文化を守る意識が低くなっているのかもしれない。浅草のような歴史的な街並みも、開発が進んで取り壊されていっているし。奈良か京都にリニアモーターカーの線路が走ろうとしている(2014年現在)。
風流が失われていく日本が、どこか悲しい。と思うと同時に、どこかで反動が来ると思っている。ちょうど、「スローライフ」なんて言葉が流行りだしているように。