仕事とその他のことをもっとイーブンに扱っていーんじゃないか、ってハナシ。
まいど、イオリンでござい。
最近、週末あたりに横浜まで出張って仕事をしております。こーいうこと書いておかないと「イオリンって超暇人じゃん」って言われるので。いやまぁ暇人って言われるようにいたいけどね。
私は長時間仕事をしたくない人間だけれども、それは決して「仕事の手を抜きたい」というわけじゃないんですよ。持論というか私の場合なんだけれども、仕事ってのは手を抜いた瞬間にクソつまんなくなると思う。仕事ってまぁ一種のゲーム(試合)だから。手を抜いたら駄目だと思うのね。
ただ、何時間もずっと集中できる人間なんていないわけで。サッカー選手だって90分全力疾走し続けるなんて絶対無理で。仕事も、朝9時〜夕方17時くらいまで、休憩1時間だけで本気出し続けるとか絶対無理なわけ。「私はできる!」って人は間違いなく「できてるつもり」か、実はターミネーターかですね。
まぁだから1日だったり1週間、1ヶ月、1年と色々なスパンにおいて、「どのように休暇を作れば仕事でも120%を出せるか」「どのように仕事の量をコントロールすれば仕事と良い関係を築けるか」というのは常に考えておかないといけないと思う。
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私の理想としてはまぁ、週に1日か2日くらい、本気だして働いて、あとはもう高原とかの山小屋でのんびりと過ごしたい。そこでギターを弾いても良いし、絵を描いてもいいし、なんだったら友だちを呼んでカバディをしてもいい。そして、そーやって過ごした日々がまた、本気の仕事に還元されていく…。そんな生き方が理想なんだよね。
今ってみんな——まぁ私もそうなんだけれども、仕事が主体になってるじゃん。仕事がまずあって、その隙間隙間に何をしようか、ってなってるじゃん。「今日は早く仕事終わるから飲みに行こう」とか「土日は仕事がないから旅行しよう」とか。
もちろん仕事が楽しくて仕方がないならそれでもいいけど、むしろ仕事をあんまり楽しんでなかったり、他にやりたいことがいっぱいあったりする人のほうが、仕事を人生の主体に置いているんじゃないかな。
私はもっと仕事とその他の事をイーブンに持っていって良いと思っていて。
例えば、「2週間くらい使って海外旅行行きたいなぁ」って欲があるなら、「海外旅行」と「仕事」を秤にかけて、重要な方をとればいいだけなんだよ。海外旅行のほうが重要なら、仕事は有給使って休めばいいじゃん。そのための有給休暇制度でしょうよ。っていうか有給休暇無いなら普通に無給で休暇とればいいじゃん。
海外旅行なんて仰々しいモノじゃなくても、「今日は友だちと遊びに行くから仕事休もう」で良いと思うの。あらかじめ言っておいて、あとは休めるように仕事をコントロールすればいいじゃん。というかもう、「先輩、明日あんまクリティカルな仕事ないですよね。明日休んでいいすか」っていうようなことを気軽に聞けるくらい、仕事の立場を下げてもいいと思うんだけどな。
自由な働き方とかいうけれど、「働かないこと」すら制御できることが、「自由な働き方」には不可欠だと思うんだけどな。
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まぁそーいうのを目指したい人は「フリー」になりなさいってハナシもある。フリーになれば全部自由だ。毎月決まった収入があるわけじゃないから油断すると(私みたいに)貯金ゼロになるけれど、毎月決まった仕事があるわけじゃないから、仕事をその他の予定とイーブンな関係に持てる。
実際、私も「特にクリティカルな仕事はないから今日は休もう」とか決めてるし、何か用事が入ったときに仕事と用事を秤にかけて、用事をとることだってできる。ただ、今のところは仕事をある程度しないと生きていけないので、本来はもっと仕事の生産性をあげたり、働かないでも価値を生み出せる仕組みを作ったりしないといけないなぁ、と思う。
ばいびー☆