「仕事ぶり」それ自体に観光的価値はあるんじゃないか、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい。

今年くらいからかな?友人が「箱根でゲストハウスを開く」というプロジェクトを構え、それが実を結んで6月より開業するそーだ。やりたいことが適ったようで何よりだ。成功することを祈る。

さて。

そんな知人曰く、箱根には職人さんがいくらかいると聞いた。詳しくは聞いていないんだけれども、もしなんか伝統工芸とか、そーじゃなくても職人芸を持つ方々がいるなら、「箱根の職人芸を観られるツアー」とかを海外客向けにやればソコソコ上手くいきそーだな、と感じた。

今日はそんな絵空のおハナシ。

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職人芸って言うと成果物に目がいきがちだよね。例えば絵師だったら絵画の技術、彫刻家だったら彫刻の綿密さ、とか。いわゆる成果物の質で勝負してるじゃん。それで「この彫刻は130万円です」みたいな。そーいう即物的なところに目がいきがちでしょ。

でも、多分「職人芸」それ自体に、見せ物としての価値が十二分にあるんだよね。

こないだ都内でやってた「恐竜博2016」にいったんだけれど、数々の資料や遺跡に混じって「遺跡発掘の出張研究所」みたいなのがあった。そこでは実際に岩から遺跡を掘り出す作業が行われ、観客がそれを知ることができた。結構面白かったよ。「こんな繊細なことしてんだ!」って。

他にも、たしか倉敷だったと思うんだけど、歴史的な街並みの中で機織り職人の職場に立ち寄れる場所があった。職人さんが黙々とばったんばったんと機織り作業をしているだけなんだけれども、それをじっくりと見るのはとても興味深かった。説明書きとか無いけれども、それが逆に探求心をそそられてさ。

これらはあくまで「国内向け」がメインだったと思うんだけれども、正直これって海外客向けにしたほうが、ずーーっと価値があがると思うんだよね。それこそ日本の伝統工芸とかって、日本人から見たら想像通りだったとしても、海外の人からしたら「Fantastic!!」って思うような職人芸がいっぱいあると思う。

例えばイタリアに旅行に行くとしてさ。「ヴェネティアの伝統的な職人芸を観られるツアー」があれば、それなりに魅力的に映るでしょ?

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しかも日本って、他の海外観光に比べて圧倒的なアドヴァンテージが一つある。「治安最高」って点だ。それは海外客も「散歩がてら」職人さんの職場を訪問できるし、職人さんから見ても、海外客が「スイマセン」って入ってきても、大した危機じゃない。これはすごいことだよ。

例えば地域のゲストハウス・旅館で「観光バッジ」みたいなのを配布して、そのバッジをつけている観光客の方は、散歩しながら伝統工芸店の内部までのぞき見ることができる。もちろん、工芸品を買うのだってOKだ。大きいモノは配送してあげよう。さらに有料で、解説者・案内人のサービスも受けられるようにする。海外富裕層は「ツアー好き」な人が多そうだし、案内人の需要は必ずある。

街全体を「使い放題」な雰囲気にすることで、地域全体をちょっとしたリゾートに変身させることもできるかもしれない。赤バッジの人は地域の5,000円以下ゲストハウスとレストランが使い放題…みたいに。これこそ地域ぐるみだ。街全体でお金が上手く回る仕組みを作れば地方創生も夢じゃなくなる。

どう?

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これはあくまでアイデアの種でしかないけれども、多分「掘り起こせば輝く価値の原石」は地域にもいっぱい転がっているんだろうな、と思う。変に補助金目当ての地方創生屋に頼んだり、中央からお金をせびろうと目論んだりする「地方創生のような何か」が目立つけれども、しっかり価値に基準を置けばまだまだ輝ける土地は多いんじゃないかな。

それこそ、「プロフェッショナル —仕事の流儀—」とか「カンブリア宮殿」みたいなテレビ番組が流行るんだから、「仕事ぶり」それ自体にもきっと価値はあるんだよな。

ばいびー☆

職場見学所ってのはもっと大々的に推し出して言いと思う。

職場見学所ってのはもっと大々的に推し出して言いと思う。