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Stay Gold, Ponyboy.

「時間がなくなったから時間をかけずにやる」に感じる錯誤感のハナシ。

まいど、いおりんでござい。

仕事でもなんでもそーなんだけれど、「時間がなくなったから、時間をかけずにやる」みたいな選択をする人がいるけれど、ソレができるよーなら最初っから「時間がなくなった」なんて状況にならんでしょ、っていうことを、今から長々書こうと思います。

この時点で「確かに!」って思った人はもう、回れ右しても大丈夫。

〜〜〜〜

さてさて。

例えば仕事を題材にすると。

「新しいコンセプトの傘を○月×日までに作って工場で生産できるよーにする」みたいな仕事があったとしますよね。

そーすると、まずコンセプトを決めるために市場の調査とかをする。現状の傘にどんな問題があり、それぞれの問題に対してどれくらいの規模の人たちが解決を求めているのか。どれだけのお金を払ってくれるのか。

そして、例えば「手がふさがらない傘」というコンセプトが決まったとして、次にそのコンセプトを体現するための機能を議論して、検証して、調査して、固めていく。「身体に取り付けられればいいのか」「地面に立てばいいのか」「どう立てるようにすればいいのか」等々を延々と話し合う。

そーこーしてるうちに、○月×日が刻一刻と近づいてきて、「【地面に立てる】という方向で作りはじめましょ」と決まって作りはじめる。でも、作りながらも、「角度をつけたほうがよくない?」「柄の長さは○○cmにしたほうがいいよね」と、工場で試行錯誤しながら開発を進める。

そして、「いよいよ、○月×日に間に合わないかも」ってなったときに、「もう急いで課題を整理して解決して、さっさと作って完成させよう!」っていう風に焦り出す。

ところがぎっちょん。いざ「急いでやる」って決まったとしても、対して具体案が決まらずに、「なんかスケジュールだけ急いで巻く」ってところだけで走り出す。その結果、残業続きの毎日に…。

〜〜〜〜

と、まぁこれは極端な例で、こーいう商品開発の現場では、「開発が進んでいるのに、いつまでも設計が確定しない」とかあり得ないと思うんだけれどもね。

言いたかったのは、最初っから「急いでやる」ができなかったから遅れているのに、「急いでやりましょ!」って言っても無理でしょ、ってこと。

仕事じゃなくっても、例えば恋愛でもそーでさ。

年齢を重ねるにつれて「そろそろ結婚しなきゃ」って焦り始めて、婚活パーティとか合コンとか、そーいう短期決戦で挑もうとする人いるけれど、そもそもそーいう短期決戦で勝負決められないから、焦ってしまうよーな状態に陥っているわけでしょ。

じゃあ頭使わないと。ただ婚活パーティだの合コンだの行って「恋に落ちる」のを待っているだけじゃなくって、しっかり戦略立てて行かないと、勝てないよ。長期戦でも勝てなかったのに、短期決戦にいっていきなり勝てるよーなことはないでしょ。

「なぜ時間がなくなったのか」というところと向き合わないと、いつまでも時間がないままですよ。

ばいびー☆

今年、まだ雪に触っていないので昔の写真でごまかすイオリン。
今年、まだ雪に触っていないので昔の写真でごまかすイオリン。

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