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Stay Gold, Ponyboy.

スーツを避けることで誤解を避ける、ってハナシ。

まいど、イオリンでござい。早起きしたときは、朝のうちに1エントリ書いておきたいですね。

さて。

私は現在、タイパンツだの毛糸のパーカだのという、ちょっとエスニック(民族的)な服装にハマっている。そして私は仕事上の打ち合わせなどでも、エスニックな服装で赴いている。

勿論、「自分自身の生産性を高めるために好きな服を着る」という点もあるんだけれど、これには別の理由がある。

それは、「ビジネスの慣習を無視した服装を選ぶことで、自分の仕事スタイルを直感的に伝えられるから」だ。

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例えば、私がスーツをビシッと着て、ヒゲを剃って、カッチリしたカバンを持って打ち合わせに来たとする。

そしたらきっと相手は、「フリーランスなのにしっかりした服装をしているし、きっとこの人はちゃんとビジネスの型にハマったキッチリした仕事をしてくれるはずだ」と考える。

もちろん、そう認識してもらうことで仕事がうまく運びやすくなることもある。ニッポンでは特に、「スーツにネクタイ」等のビジネス的な慣習に則った服装をするだけで、相手の心象が格段に良くなる。

だから、多くの人は「とりあえずスーツくらい着ておいたほうがいいよ」と考える。

でも、実際の私はどうだろう。在宅勤務・リモート作業大好きだし、電話は持ち歩かないし、仕事時間だってマチマチだ。仕事はプロとしてこなすけれど、いわゆる「ビジネス的な慣習」は全然守らない人間だ。

そんな私が、ビジネス的にしっかりした服装をしてしまうことで、相手に誤解を生むかもしれない。「なんで電話に出ないんだ、ちくしょう」って思うかもしれない。

一方、タイパンツやフランクなシャツで、ヒゲも(清潔感を保つ程度に)生やした状態で打ち合わせに来たとする。

すると、相手はきっと「打ち合わせにタイパンツで来るなんて、きっとこの人は型破りな人だ。常識は通用しないかもしれない」とか考えてくれる。

こっちのほうが誤解がなくって、その後の仕事もある程度スムーズに進められるはずだ。

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もちろん、フランクな服装をすることで「なんだこいつ、仕事ナメてんのか」と思われてしまうこともあるだろう。

でもね、もし、私が仕事において私の好きな服装をしているだけで「仕事ナメてんのか」と思ってしまうような人なら、きっと私と仕事をすべきじゃないんだよ。もっとビジネス的慣習に則れる人と仕事をしたほうが、きっと幸せになれる。

私も別に失礼な服装をしているわけじゃない(タイパンツはタイの定番衣装だしね)。それなのに失礼だととられてしまうなら、私の仕事スタイルにもきっと満足してもらえない。

安直なスーツを着て当たり障りのない印象を与えるよりも、自分の仕事スタイルを表した格好をしたほうが、仕事のマッチングは上手くいくんじゃないかな。

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以前、FoundingBaseという会社で、地方創生事業をしている方を見た。

その方はがっつり金髪で、地方創生をやっている人たちの間では人目を引く容姿をしていた。彼はその理由を「自分は移住者、よそ者であると自他共に分からせるため」と語っていた。地方と仲良しになるんじゃなくて、あくまで共同事業者としての位置を明示するために金髪なのだという。

自分がどーいう人間か。それを分からせるのに、見た目ほどやりやすいモノはない。慣習に身を任せるでなく、見た目も選択できる限り選択したほうがいーんでないかな。

ばいびー☆

朝花。
朝花。

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