危機感や問題意識があるからこそ「なんとかなるっしょ」と考えられる、ってハナシ。
まいど、イオリンでござい。最近、日の出前に起きることにハマっています。21時くらいに寝て、5時くらいに起きてる。朝、海辺を歩くのが楽しーんだよ。
さて。
私は、「まーなんとかなるっしょ」という考え方をよくするんだけれど、一方で危機感や問題意識を持ちやすい性格をしている。
むしろ、通念にとらわれないで危機感や問題意識を持ち続けられるからこそ。自分の人生において問題が起きたときにしっかり危機感を感じて対応できるからこそ、最終的にはなんとかなる、と。そう考えている。
問題を解決するためにも、「危機感」「問題意識」が無いと、問題解決なんてできないからだ。
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次に話すのはヨソで聞いた架空のハナシだ。
アンナという女性と結婚したばかりのフィリップが、「最近、アンナが不機嫌なんだけど、何が原因か分からないんだ」とジャンおじさんにぼやいた。そこでおじさんは、こう返した。
やあフィリップ。いつも愉快なジャンおじさんが君の悩みに答えよう。
と、その前に君に問いたいのはフィリップ。君は結婚したことで、安定した幸せが手に入ったと思ってはいないかい?
気付かないようでいて日常は絶えず変化しているんだ。君の心も、アンナの心もね。アンナが髪を切った時、君はちゃんと気付いて褒めてあげられているかい?
アンナの手料理を食べる時、どんなレストランのコースよりも美味しいと言ってあげられているかな?慣れることほど怖いものはないのさ、フィリップ。そのことを忘れてはいけないな。絶え間ない努力の先に幸せはあるんだ。
これは結婚生活に限らず、仕事や色んなことに通ずる示唆に富んだハナシだ。
私はジャンおじさんと同じように、「慣れることほど怖いものはない」と考えている。慣れてしまうと、問題を問題として、課題を課題として、見ることができなくなっちゃう。
それでは不幸を解決できない。フィリップのように、「なんかおかしいけど、原因が分からない」という状態に陥ってしまう。
だから、危機感を持つことで、問題に対するアンテナを鋭くしておくことが大事だ。問題を問題として捉えることができたならば、あとは順序立てて解決すれば良いだけだからね。
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危機感を常に持っている、というと人生が窮屈に見えるかもしれないけれど、そーじゃない。危機感を持ち、問題を把握するアンテナを立てておけば、「見えている問題を解決するだけでいい」と考えることができる。ただ努力すればいいだけだ。
「問題が見えないところにあるかもしれない」と考えてしまうことのほうが、ずーっと窮屈だ。それを避けるために危機感を持ち、慣れを防ぐというのは、人生をのびのびとする上では重要なことなんだ。
慣れてしまうことほど怖いものはないのさ、フィリップ。
ばいびー☆