ビジネス会議に「傍聴者」っていう役割を明確に定義するのはどーだろーか、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。ちょいちょい知人から「イオリンのブログ見た」的なハナシを聞いてびっくりします。知り合いへの宣伝はそんなしてないんだけどネ。
ま、いーんですケド。
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さてさて。
いおりんは会議が好きじゃないです。なぜなら、世の中の多くの会議は生産性がとても低いからです。
以前、電話とメールの使い分け等について書いたけれど、この時とほぼ同じ理由です。
関連: 文章力をあげることは生産性の高い仕事のために必要不可欠、ってハナシ。 | イオリン手記
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じゃー、生産性の高い会議ってどんなものでしょーか?ちょっぴり想像してみてください。
会議に限らず、対面でお話をする際に生産性が高い場合っていうのは…
- 複数の人が
- 難解な議題に対して
- 意見交換したり決定を下したりするとき
だと思っています。なぜなら、
- 人が複数いないなら、電話でいいよね。
- 議題が簡単なら、メールやチャットでいいよね。
- 意見交換などの双方向性が不要なら(報告だけなら)、これもメールでいいよね。
- 音声であるべきなら、録音データを送ってくれればいいよね。
- 視覚情報もあるなら、Youtubeにでもアップロードしてもらえればいいよね。
などなど、多くの場合は他に生産性の高い、もしくはコストの低い方法があるから。対面でお話をするのが生産性の面において有効な場合って、かなり限られるんだよね。
ちゃんと場所を選べば生産性の高い会議も生産性の高い手段なんだけれど、私の経験上、なかなか適した会議っていうのは実践されていないように思う。
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会議も、もーちょっと気軽に傍聴できればいいんだけどね。会議って、上記のように限られた場面でしか有用じゃない上に、コストが高すぎるんだよ。時間帯を合わせたり、対面でするなら移動もしないといけない。そしてやたら時間もかかるし、有用な会議なら他の作業をしながら参加とかできない(頭を使うので)。
私は、正式に「傍聴」っていう仕組みが会議に組み込まれれば良いなと思ってる。
会議中に作業をしている人って、そもそも会議の中枢にいないんだよ。議題やプロジェクトにおいて大した役割もないのに、ご意見番的な意味合いで参加している人っていうのは少なくないと思う。そういう人には「傍聴」という形を取らせるようにすればいい。そう明確に位置づけることで参加しやすくなるし、傍聴者だけ遠隔にすることもできる。
例えば会議の様子をそのままUstreamのPrivate配信で流して傍聴して欲しい人にパスワードを渡したり、Skypeで招待するけどマイクオフを許可したり、ね。
遠隔で傍聴参加ができるなら、移動中とか他の仕事しながらでも仕事できるでしょ。発言したい時にマイクオンにすればいいし、チャットで発言するのでもいいからネ。それなら、発言しなくて良い時間帯は他の作業ができて生産性が担保できる。
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これはあくまで提案だけど、こーいう模索を続けて、会議を生産性の高いモノにしていきたい。対面での会議なんて何千年も前から人間が使い続けている技術なんで、そろそろランクアップさせた会議の方法を模索したいもんだね。
ばいびー☆