世の中の大半は勝負ごとで形成されている、ってハナシ 〜GIANT KILLING36巻を読んで〜

まいど、いおりんでござい。

私の大好きな漫画「GIANT KILLING」の最新刊が発売されましたよ。

GIANT KILLINGは「弱小サッカークラブチームに、元々そのクラブで絶大な人気と活躍を誇っていたスター選手が監督として舞い戻り、弱小サッカークラブが成長していく過程を描く」というサッカー漫画。何度かこのブログでも取り扱っているけれど、青春漫画と言うよりは勝負ごとの哲学を教えてくれるような漫画だね。

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今回で36巻目となる長寿漫画だけれど、初期は「弱小サッカークラブがだんだんのし上がってくるハナシ」だったんだけれど、中盤から「徐々に力をつけてきたサッカークラブが、なおレベルアップするためのハナシ」になってきていて、なかなか飽きさせない。

日本のサッカーはリーグ戦があるから「王者」と呼ばれるような超一流チームとも序盤から闘うんだけれど、初期に闘ったときと最近闘ったときとでは、明らかに質が違う勝負事になっていて違ったワクワクがある。「明らかに勝てないチームに勝つには?」と「実力が切迫しているときに王者と追従者を分かつものは何か?」といった違い。

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最近、世間では「勝負ごと」というのがあまり意識されなくなってきた。10年ほど前に「運動会の徒競走で順位をつけない小学校がある」とか「桃太郎の演劇で桃太郎が10人くらいいる幼稚園があった」とか騒がれはじめていたけど、子どもから勝負ごとを遠ざけるのはあんまり良くないんじゃないかなー。

世の中には「勝負ごと」というのは間違いなく存在している。というか、ほとんどのことは勝負ごとだ。良い大学に入ること。良い会社に入ること。良い住居を手に入れることだってそうだ。毎朝、可愛い店員からハンバーガーを買うことだって、勝負ごと・競争の末に得られるHAPPYでしょ。

毎日の中にも勝負ごとは大量に存在して、そして勝者と敗者は厳然と存在する。勝負ごとを避けていたり、勝つことを諦めていたりすれば、その人はHAPPYを得られない。きついようだけどほとんどの物事に対して、「楽しむためにはまず、勝たなければならない」という鉄則がある。

でも、なぜか世間では「仲が良い人と争うべきではない」とか「争わずに手を取り合うことこそが正義だ」という価値観が横行しているように思う。また、「正面向かって闘うことを避けて、敗者を目に見えないところに追いやって見なかったことにする」という人も多い。

私は、「勝負師としての哲学」というのをある程度持ったほうがHAPPYになれると思う。そして、「これは勝負だから、戦略を立てて行くべきだ」という意識を持てるようになったほうが良い。

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例えば仕事の世界だって、勝負の世界でしょ。「昇給すること」「案件を成功させること」「月間優秀社員賞に選ばれること」等々。

多くの会社員は「半月に1回、昇給タイミングが社員全員に訪れる」という制度の中にあり、さらに失敗せずにやり過ごしていればある程度昇給できてしまうから、勝負の世界の中にあることを忘れてしまう。というか、勝負をある程度放棄しても生きられてしまう。でも、勝負の世界に身を置いていることは確かだ。その意識がなければ、知らないうちに蹴落とされてしまう。

私はフリーランスになったけれど、そこも勝負の世界だ。「市場」というステージに対して、どーやって自分の価値を提供して生きていくか、という勝負の中にいる。ミクロの視点で見ても、「どーすればラジオで自分の番組を持てるか」「どーすればデカイ案件を持ってこられるか」等々、毎日、勝負の世界にいる。

周りにいる全員と勝負をしなくてもいい。孤独にならなくてもいい。同じ案件に取りかかるチームとは手を取り合うべきだと思う。でも、「手を取り合いながら勝負する」ということだって可能だ。「互いに切磋琢磨する」とはそーいうことだよネ。

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私はスポーツ漫画が好きだ。なぜなら、「勝負の世界の物語」であり、そこには勝負の哲学が多く存在しているからネ。特にGIANT KILLINGはチームワークやマネジメント等の線からも勝負の哲学が見られて大好き。

私はのんびり屋で「人生楽しけりゃいーじゃん」と普段から言っているけれど、決して「勝負なんて、競争なんてしたくない」というわけじゃないです。

むしろ勝負ごとは人生を楽しくするためのスパイスとして最高。「自分が楽しめる分野で勝負ごとに打ち込む」というのは、人生をHAPPYにする上でめちゃめちゃ大事だと思う。

あと、「夢を実現する」ということも、勝負ごとだと意識しよーぜ。「競争なんてやめて、みんなで手を取り合おう」なんて人が、夢を実現できるわけないです。

ばいびー☆

三重県には、ペンギンが超近い。というか、触れる。

三重県には、ペンギンが超近い。というか、触れる。