どんな日常の些事でも、何かをはじめるなら市場価値の見極めの練習になる、ってハナシ。
まいど、いおりんでござい。鎌倉は天気が賑やかで嬉しいですな。
今日は、何か物事を始めるときには、「みんなが求めているのはどういう価値だろう?」というのをしっかり考えた方が良い、というハナシを。
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いわゆる「市場価値」というやつは、現在の人間的活動のほとんどに当てはまる。というか、私は動物や虫にだって「市場」はあるんじゃないか、とすら思えている。奈良公園は、「鹿」を軸として1つの市場ができ上がっているでしょ。
鹿が求める価値、すなわち「鹿せんべい」「広く駆逐されない土地」などが奈良公園にあったから、多くの鹿が集まる。奈良公園はその鹿を集めて「鹿が大量にいる公園」という観光的価値を生むために、鹿を顧客として場所作りをしているよね。鹿市場があそこにはある。人間の「○○したい」or「○○したくない」という感情には市場が生まれる要素があるんだよ。
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鹿でさえ市場として見れるんだから、色んな身近なことにも「市場」を当てはめてみれば良い。
例えば「映画をみんなで観るイベント」というのを開催する際に、人を多く呼び込むためには「友達にどんな価値を提供すればいーかな」というのを考えてみる。例えば…。
・映像と音響をしっかり整えて、自宅では体験できない高品質の映画を提供する。
・「見たいと思っていたけど自分ではなかなかチョイスしない映画」をチョイスする。
・料理が好きな友人に料理を作って頂いて、料理を楽しみつつ映画も堪能する。
等々、ね。こーいう考え方は、「彼女にディナーを楽しんでもらうためには?」とか「みんなで旅行するとき、どーすれば楽しんでもらえるかな」とかそーいうのと同じで、ここに「市場価値」という概念を盛り込めば、もれなく市場のハナシに持っていける。
こーやって自分が提供する価値を考えてみると、市場価値を嗅ぎつける能力(マーケット感覚)を向上させることは日常でも十分できるなー、と分かるよね。将来何か事業とかはじめようとしている人は、まずこういう日常の小さいことで練習するといいかもしれないね。
ばいびー☆