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Stay Gold, Ponyboy.

4月から社会人になった皆さんに捧ぐ10のハナシ。

まいど、いおりんでござい〜。

先日、後輩に会ったら、「なんか“この春社会人になった新卒が心掛けるべき10のこと”みたいなこと書いてくださいよ!GIGAZINEとかに載りそうな!」とか言われたので、書いてみよーかな、と思う。

今回は、コンセプトエントリってことでひとつ。

〜〜〜〜

でも私、基本的に「若者に向けて」みたいな気持ちはあんまりないんだよね。「私はこう思うんだけど、あなたはどう?」っていうスタンスでいるから。「私の人生、どーしたらいーですか!」とか聞かれても「そこまでは知らないよ、自分で考えて決めろよ」って思っちゃう。

だから、あくまで「私ならこーする」っていうことだと言うことを念頭に読んでね。

1. 自分の頭で考える時間を毎日持つ。

とにかくこれが一番大事。新卒の頃は情熱があるから、とにかく走り続けよう!って人が多いと思う。でも、走る前や走った後には、歩きながら頭を使って考える時間を持つべし。

新卒研修によって変なバイアスをかけたり、仕事量が多すぎるせいで考える時間が食いつぶされたりするかもしれないので注意しよう。色んなことに対して「常識だから」とか「社会人だから」「新人だから」みたいな思考停止ワードに頼らず、しっかり自分の頭で考え続けよう。

自分の人生のことくらい、自分で考えて行動できるようになったほうがいーよ。そのためにも、ちょっとでもいいから考える時間を持とう。

頭を使う機会が少ない仕事があることも意識しておいたほうがいーね。例えば「プレゼン資料作り」は、「構成を考える」くらいしか頭を使いません。資料作りは考えた構成をなぞるのが基本だから、ほとんど思考停止状態だよね。「普段、どのくらい頭を使っているかな」という意識は持っておきましょー。

2. 職場以外の世界の人と会う。

もちろん業界によるだろーけど、仕事一辺倒の生活になっちゃうと、自分の世界が狭くなっちゃう。だから。仕事以外の世界の人と会って世界を拡げていったほうがいーよ。

商店街を散歩するでも、普段乗らない電車に乗らないでもいい。オススメは外国人が使うような安宿ゲストハウスのドミトリー(4人部屋とか)。なんか世界がムリヤリこじ開けられるからね。

ちなみに私は1年半、仕事人間として生きていたけど、その間、職場以外の人と知り合いは全く増えなかった。あの頃、私の世界はとっても狭かった。押上(自宅)と浜松町(職場)が私の世界の大半だったね。

3. 自分のことは全てに優先する。

日本では特に自己犠牲が美徳だと思われるけど、少なくとも仕事が自分の命より大事なことなんて絶対ない。だって、あなたの人生はあなたが楽しくなければ意味がないんだからね。

「人類皆平等。ただし自分自身は別格。」ということをさっさと痛感したほうがいい。自己犠牲は、「私がやりたくてたまんないんだ」という時だけにしとけ。そう思える時点で、既にそれは自己犠牲じゃないけど。

4. プロとしての自覚・覚悟を持つ。

よく、「新卒だからまだまだ修業中ですよ」みたいな認識を持っている人が新卒・ベテラン問わずいるけど、お客さんからしたら全く関係ないからね。仕事をする以上、新卒だろうが研修期間中だろうが何だろうが、プロだという認識を持つべし。

私はよく、「プロのアスリートならどーするか」と考えていた。これいいよ。オススメ。この意識を持っていれば、身体にも気を使うしね。プロ野球選手が、ケガや不調を隠してまで試合に出ようとする?しないよね。

5. 洗濯物は畳み、料理をして、湯船に入る。

別に、花婿 or 花嫁修業しろってことじゃあないよ。こーいう何気ないことにもしっかり時間を使えるような精神状態を保っておきなよ、ってこと。

まー何でもいいけどこーいう、何気ない習慣をしっかり意識しておくと良いよ。洗濯物をちゃんと畳んでいたのが、テキトーになってきたら危険信号。「あっ、私、余裕なくなってきてるな」って気付けるでしょ。

今、何気ない習慣がない人は、朝起きてパジャマを畳むことからはじめよう。これをすると人生変わるってお坊さんが言ってた。

6. 嫌だったことは避ける。

新人だと特に、「最初は何でもかんでも挑戦するんだ!」と言われる。これは正しいと思う。割と「楽しくないかも」と思ったことでも、やってみると楽しいことってあるからね。

でも、「やってみて楽しくなかったこと」は、さっさと止めたほーがいい。「きっとどこかに楽しい要素があるはず」と嫌々続けても仕方がないよ。他に楽しいことなんてきっといっぱいあるからね。やってみても楽しくなかったなら、止めて次のことやるべし。それでも人生足りなくなるから。

そのうち、またやりたくなるからね。「前は楽しくなかったけど、今度やると楽しいかも」って。その時までおあずけしとくのが良いよ。

7. フットワークは軽く保つ。

楽しそうなことが目の前に来たときに、すぐ飛び付けるようにしといたほうが良い。何かに依存したり腰を下ろしたりしすぎると、楽しそうなことに飛び付けなくなるよ。

8. 持ち物は減らす。

新社会人ならきっと、若いでしょ?ほとんど独身でしょ。それなら、今あなたが持っているモノのほとんどは、いつか捨てることになるモノ。どんだけ思い出深いモノでも多分捨てることになる。

例えば結婚したとき、冷蔵庫とか洗濯機とかは「自分のモノ」か「結婚相手のモノ」のどちらかは捨てるでしょ。もしかしたら「どっちも捨てて新しいのを買いましょ」ってなるかもしれない。

つまるところ、今持っているモノ全部に対して、「いつか捨てる時のコスト」もしくは「いつか引っ越しで持っていくコスト」が乗っかっていることを意識しておいたほうが良い。

あと、持ち物を減らすことで、フットワークも軽くできるしね。「このリュックさえあれば大丈夫」まで減らせるとサイコーだね。

9. 未来のために今を犠牲にしない。

「新人のうちは我慢」「やりたいことをやるには5年くらい下積みが要る」みたいなハナシがあるけど、そのために「今」が楽しくなかったり嫌になったりするなら、やめておいたほうが良い。

努力っていうのは、「未来も今と同じように楽しめるようにする」のであって「今を犠牲にして未来に投資する」ことじゃないよ。

まず「今」を楽しむ。その後に、「明日も楽しみたいな」って思うの。んで、「明日も明後日も明明後日も楽しみたいな」って思うんだよ。「5年後楽しむために今は我慢」って順番が逆だよ。

10. 楽しむことに貪欲に。

これに尽きる。楽しそうなら、迷わずにやる。楽しそうじゃないなら、迷わずにやらない。

「○○やりたいんだけど一緒にやる人がいない」とか言う人は甘いよ。ひとりだろーとやるの。「誰かと一緒のほうが楽しい」って言うけど、わかんないじゃん。一人のほうが、バカバカしくて楽しいかもしれないでしょ。

人生の岐路とかでも、「楽しそうなんだけど、生きていける自信がないから止める」とか言語道断だね。順番が逆なんだよ。「楽しそうなら、迷わずやる。その後で、「それでも生きていくにはどーしたらいーかな」っていう方向に頭を使うの。

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以上〜。なんか10個も考えるのって大変だね。こーいう記事よくあるけど、ちょっと見直したよ。すごいね。

まー、頑張ってね。応援しております。

ばいびー。

自分のレールくらい自分で決めたらいいよ。
自分のレールくらい自分で決めたらいいよ。

2 Replies to “4月から社会人になった皆さんに捧ぐ10のハナシ。”

  1. たろう より:

    ありがとうございます。
    今まで以上に自分の頭で考えて行動したいと思います。
    あと、最近個人的に同期って大事かもしれないなーと思い始めました!

    • イオリン より:

      たろうさん
      コメントありがとうございます。
      同期はなんだかんだ大事だと思います(私の同期は10人弱ですが)。
      自分で舵を切って、楽しんでくださいな。

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