「買いたいと思わせれば勝ち」じゃなくて、「買いたいと思わせてからが勝負」って考え方もありだよね、ってハナシ。

まいど、いおりんでござい〜。

現在、日本で使える通販サイト…つまりはEC(Electronic Commerce)サイトは山ほどある。その中でも、超巨大モール型のECサイト 1としてはAmazonと楽天が有名だね。この2つは、どちらも人気なんだけど、ステータスが全然違っていてとても面白い。

Amazonはスッキリシンプル。楽天は豪華でゴチャゴチャ。見事に別タイプ。

参考: 同じ椅子のサイト → Amazon ・ 楽天

この2極化がとても面白い。多分、自分で勝手に情報を集めちゃう人はAmazonを使うし、そーじゃない人は楽天を使うんじゃないかな?あと、楽天には「楽天ポイント」という強いアドバンテージもあるしね。

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Amazonも楽天も、他の多くのECサイトも、「商品価値のアピール」と「商品購買のスムーズ化」という2つの価値をどーいうバランスで提供するか、っていうところが大きな差なんだよね。Amazonは「アピール3:スムーズ7」楽天は「アピール8:スムーズ2」みたいな感じで。

で、私が思うのは、「アピール0:スムーズ10」のECサイトなりサービスなりが出てこないかなぁ、と。

だって、Amazonを使っている人の中には、「家電量販店に行ったり、公式Webサイトやレビューサイトで商品を調べて、Amazonで購入」って人が少なからずいるでしょ。「既に買うと心に決めてからECサイトに行く人」にとっては、商品のアピール要素はいらんわけですよ。

そんな人たちにとっては商品ページとかもほとんど不要。そんな人向けの「買いたいと思ったときにすぐ買えちゃう」というところをもっと突き詰めたサービスがあっていいんじゃないかな。

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iOSとかMacとかの公式アプリストアって、ほとんど「アピール1:スムーズ9」くらいの割合なんだよね。そもそもアプリ一覧画面の時点で購入できるし、一回登録しちまえばパスワード入れるだけ(もしくは指紋認証だけ!)で買える。買いたい!から買った!までの時間が数秒しかないんだよね。

iTunes(音楽購入サービス)も、検索した結果のリストから、すぐに購入できちゃう。

iTunes(音楽購入サービス)も、検索した結果のリストから、すぐに購入できちゃう。

実は世の中には既に「アピール0:スムーズ10」で成り立っているモノもある。それは一部スマートフォンアプリの「アプリ内課金」。例えばゲームアプリだったら「これ以上遊ぶには、24時間待つか、200円払うか」みたいに最低限の情報だけしかアピールしないでしょ。でも、その場に購入ボタンがあるし簡単に終わるから、ついお金を払っちゃうでしょ。多分、あれが「買うためにはコンビニでアプリカードを買って…」みたいな仕組みだったら売上げは半減する。

既に「アピール0:スムーズ10」モデルはあるんだから、後はそれを色んなとこに適用すれば、日本人はもっともっとお金を使うと思う。

例えば、私は時々ブログで書籍を紹介しているけど、それも「ブログ→Amazon→購入」ってワンクッションあるよね。ブログ上に1Click決済を直接組み込んで、「ブログ→購入」にすればとってもスムーズ。不安なら、2時間以内にキャンセルできるようにすればいいし。

テレビのリモコンに「buyボタン」みたいなのをつけるのもいーよね。そして、テレビでモノを紹介しているときに「欲しい人はリモコンのbuyボタンを3秒間押してね」とかいう仕組みを作れば、すっげー儲かると思うよ。「今流れている音楽が欲しい人は、buyボタンを押せばiPhoneにダウンロードできます」とかすれば音楽業界も潤うはず。

別に番組内じゃなくてもいいよね。テレビCMでも、「この商品が欲しい人はbuyボタン」とかすれば、CMの価値もずーっとあがるよね。多分「buyボタンを押せば試供品or半額で」みたいな仕組みもできあがるだろうし、色んなアイデア出し邦題。晩ご飯を朝のテレビCMから注文できるようになるかもしれない。

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こんなに電子化が進んでいるのに、モノを購入するまでの道のりがまだまだ遠い。会員登録なんて今どき出来るだけしたくないし、ほんと、1ボタンでモノを購入できるような時代にさっさとなればいーし、近い以来になると思う。

今からビジネスモデルを考える人は、「買いたいと思わせれば勝ち」って考えるんじゃなくて、「買いたいって思ってから実際に買えるまでに壁はないかな」って考えたほうがずーっと良いよ。

ばいびー☆

商店街には案外、「すぐ買える」モノも多いよね。

商店街には案外、「すぐ買える」モノも多いよね。

Notes:

  1. 色んなブランド、店舗の商品を横断的に扱っているECサイト、ってことです。