役柄を与えられて生まれてくる、ってハナシ。

まいど、イオリンでござい。

今、実は絶賛ネガティブ期に入っています。

私は年1くらいで、とてもネガティブで、それこそ消えたくなる、死にたくなる時期がやってきます。それも唐突に。昨日元気だったのに、今日になっていきなり…、とか、朝は平気だったのに夕間暮れになっていきなり…、とか、そんな風にネガティブ期に入ります。

とはいえ、元々私はそんなポジティブな気質ではないというか。根は思いっきりネガティブで悲観的なんですよね。自己肯定感なんて全くない。自分に価値はないと思っている。そんなネガティブな生身の上に、ポジティブという鎧を纏って生きている人間なんですよね。

で、その鎧が年1くらいでフッと剥がれ落ちてしまう。あんなに勇壮に人生を捉えて前に進んでいたのに、フッと鎧を剥がせば、そこには小さくやせ細って縮こまっている小人がいる。そんな人間が私なんでしょう。

だから、いくら歳をとったって、ネガティブ期がなくなることはない。そっちが本質ですからね。それも自分を嫌になる要因の1つですが。まだそんなところにいるのかよ、俺……って感じです。

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私はこのブログなどでも散々「考えることが大事」と言っています。今でもそう思っています。

ただ、私にとって考えることって実はつらいことなんですよね。だって、考えたって意味なんてないんですから。

私の死生観は言うなれば「生まれてきちゃったなあ」なんです。つまり、私が今こうして自我を持って生まれて、親から名前を与えられた。そこに意味はなく、「たまたまそういう役を与えられた何者か」でしかない。だから私は生まれてからずっと、この「イオリン」という役柄を「演じている」という感覚があるんです。

本当は、「生まれちゃった」ではなく「生きる」でありたいと思っているんです。でも、それでも、いくら考えても、私が生まれてきたことに意味なんてないし、もっと言えば誰も興味なんてないんです。親友や親兄弟は悲しむでしょうが、数年経てば「そういえばあいつ死んだなあ」で終わるんです。さらに重ねれば、親友や親兄弟が悲しむことにも意味なんてない。

世界のあらゆることに意味なんてないんです。そんな中、頭を使って考えて小賢しく生きることに一体なんの価値があるんでしょう。

だから、本音を言えば私は、頭を使ってアレコレ考えている時間よりも、何も考えずにカードゲームをしている時間のほうがずっと好きです。小賢しい浅知恵なんてない、「ただただ楽しい」の時間が送れればそれでいいんです。「ただただ楽しい」の最中に隕石が落ちてきたり誰かに撃たれたりして死ぬことができれば、私は幸せです。比喩でもなんでもなく。

考えることが大事なのは、「役柄を演じて生き続けないといけないから」なんです。

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さて。私は「役柄」という表現を使いましたが、要するに私がポジティブでいる時って、この役柄に入り込んでいる状態だからなんです。

私は生まれてから色々あって、結果的に「イオリン」っていう役柄が熟成された。

「イオリン」は自分一人だけでも楽しく生きていけるし、自分が誰かのために行動していればそれだけで満足していられる。そして成長したり、新しい体験をしたり、誰かと友達になったり…そういうことを楽しめる役柄なんですよ。

でも、これってまぁテレビゲームみたいなことで。それを演じている、プレイしている「私」は決してそんな人間じゃないんですよ。

そして、ネガティブ期に入る時…っていうのは、テレビゲームでレベルを上げてダンジョンをクリアして何かを成し遂げても「ま、それってあんま意味ないけどな」ってプレイヤーが思う、みたいな。そんな気づきがきっかけで、役柄が抜けちゃう。

テレビゲームはやめられますが、「イオリン」という役柄はやめられない。だから意味はなくても続けないといけない。それは本当につらいことですよ。つまらないゲームをやり続けてもつまらないだけでしょう?

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とてもややこしいことを言えば、私が本当に「私」として生きるには、この「役柄」を捨てなきゃいけないんでしょう。

それはつまり、私を知っている人いない世界に行くことであり、私が知らない世界へ飛び込むことでもあります。無一文で海外に行くでもいいですし、山奥で自給自足で暮らすでもいいですね。

自然の中で過ごしてみたい、とは本当に思います。地域創生だの自然保護だの、そんなことには一切興味はないのですが、ただ自然の一部となり、お腹が空いたら食べ物を探し、野を駆ける。夜になったら寝床で寝て星空を見上げる。明日のことなんて考えず、今を「生きる」ことだけに注力する。生への衝動のためだけに生きたい。そしていつしか野獣に襲われて死にたい。そう思います。

今の世の中は、とてもまわりくどいです。世の中が人の作った概念で溢れ、概念で支配されています。好きに生きたいだけのことが、なぜかとても困難になっています。

そんな世界で一人で生きるのは、とてもつらい。

ばいびー。

看板裏のメッセージは妙に明るい。